「安芸の小京都」竹原に行ってきました

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先日、史料調査で広島県竹原市へ行ってきました。

「安芸の小京都」と呼ばれる竹原の風情ある町並みは、江戸時代の歴史と文化を伝える貴重な遺産です。この町は製塩業で栄え、豪商たちの活躍によって町づくりや文化の発展が支えられました。

江戸時代のこの地域は塩の生産が盛んで、竹原塩田はその中でも特に古い歴史を持つ塩田です。

慶安3年(1650)に築かれた竹原塩田は、入浜式塩田として造られました。入浜式塩田は、海水を干満の差を利用して海岸に引き込んで塩を作る方法で、日本各地で塩の生産に使われていました。この塩田を所有して製塩業を営む豪商たちは「浜旦那」と呼ばれ、地域社会や町の発展に大きな影響を与えました。町並みには、当時の繁栄や暮らしの様子が色濃く残されており、観光名所として多くの人々が訪れています。
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しかし、昭和35年(1960)に制定された塩田整備法により、竹原塩田を含む多くの塩田が廃止されることとなりました。この法律は、塩田の整理や合理化を進めるために制定されたもので、塩業の近代化が進む中で従来の塩田が廃止される一因となりました。

 

暑かったですが、街歩きのガイドさんが熱心に話してくださいました。こういったガイドさんも今後はどうなっていくのでしょうか。

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